魔の小田原ＰＡ

　えー、主人が記事に書かないようなので、私メが、『小田原の呪い』について公表してしまおうと、思います。
事の起こりは、11月の伊豆ツーリングでした。
トイレ休憩のために、下りの小田原ＰＡに入り、まず主人は、富士山とバイクの写真を撮影。
箱根に行く予定でしたが、渋滞していたので、小田原東で降りて一般道を走り、伊豆半島を目指すことにしました。

トイレで用を足して出発し、一般道を１０分程走った所で、ウエストポーチが無いことに気づいた主人。
ウエストポーチには、財布、免許証等の貴重品一式が入っています。
「さっきのトイレで外して、忘れて来たに違いない！」と、小田原ＰＡまで戻ることになりました。
私は、足手まといになるので、空き地で待つことに。
小田原ＰＡは、有料道路にあります。
料金所の入り口で事情を説明したのですが、無料にはしてもらえず、お金を払って、ＰＡへ。
幸い親切な方がウエストポーチを売店に届けてくださり、ポーチは無事に戻りました。
さて、高速道路は、Ｕターンできません。
仕方なく次の出口まで走り、そこでＵターンをしてまたまた料金を支払って高速道路に乗り、小田原東から出てきたそうです。
結局、往復分の高速料金を支払い、1時間近いタイムロスとなったのでした。

で、その日の帰りに、主人のクレジットカードが無いことに気づいたのです。
帰りの小田原料金所で、料金を支払う時に、カードで払おうとしたのですが、係員がすでに現金の領収書を切っており、カードをしまって現金を出すハメになったらしいです。
で、小パニックになり、カードをきちんとしまえなくて、落としちゃったようなんです。
東名の料金所でカードが無いことに気づいたのですが、戻るわけにもいかず、そのまま帰宅したんですね。
家に帰って、よくよく探してみても、見つかりませんでした。
しょうがないので、カード会社に紛失届けを出して、再発行してもらいました。

そんな事はころっと忘れて、1月の初乗りで、またまた小田原ＰＡで休憩。
主人は、あれ以来ウエストポーチは持たないことにしたので、忘れ物もなく、出発。
主人が先に出て、ナント！小田原東出口方面へ左折してしまったのです。
伊豆に行くには、ここで降りるのは早すぎます。
早川口までの高速料金を払った直後に、なにが悲しくて高速降りなきゃならんの？
渋滞していなければ、早川口か、石橋まで高速で行った方が、断然早いのに。。。
私は、主人について行くべきかどうか迷いました。
で、取りあえず、分岐の所で停止して、主人が気づくのを待ちました。
程なく、私が後ろにいないことに気づいた主人。
振り返り、本線の方を指差すので、うなづく私。
あろうことか、主人は、ＯＯして戻ってきました。
出口に向かう車に、思いっきりクラクションならされてましたよ。
そりゃ、僅か数十メートルでも危険極まりない行為ですから。
私が止まっている分岐でまたまたＵターンして、本線へ戻りました。
『妻としては、夫の過ちに気づいても、ついて行くべきだったのかなぁ』と思いましたが。
時と場合によりますよね。

以上が、呪いの内容です。
トラブルが全て、小田原ＰＡ付近っていうのが、コワイと思いませんか？
前世の恨みかなんかあるんじゃないのぉ？
これ以上、トラブルが起きないことを祈りつつ。。。