思うところ－S2Rとの出会い編

　私がDucati　S2R800　に乗ることになった理由と経緯について。
主人のホームページにも書いてあるのですが、あれは主人の主観で、私の思いはちょっと違います。

　9月8日に、大宮ソニックシティで行われた Ducati fair in Saitama 2007 に行きました。
子供達も連れて行ったのですが、正直言って、主人孝行のためです。
主人は ST4 に乗っているのですが、諸々の事情から、実家に封印してありました。

　会場では、たくさんのディーラが、それぞれバイクを展示していました。
大好きなドカを見て、主人も嬉しそうにショップの方と話をしています。
私も、『やっぱり高いなー（値段が）。』、『大型免許じゃないと乗れないのよねー。』などどつぶやきつつ展示場をうろついていたら。。。。。
な、なんと！中型免許の私でも乗れるドカがあるではありませんか！！Monster400
またがってみると、ハンドルが遠い、足がつんつん。
「これじゃ怖くて乗れないよ～」と主人に言ったら、ショップの方が、「ハンドルを変えて、シート下のコネクティングロッドを下げれば大丈夫！」なんて言うのです。
軽い気持ちで見積もりを作成して貰いました。
そのショップの社長さんと営業さんが、気さくでとても感じ良かったです。

　帰宅してから Ducati のホームページでバイクのカタログを見てみました。
『 Monster400 って、なんかイマイチ気に入らないのよねぇ。』と他のも見ていたら、ズキューンとくるバイクがあったのです！
エンジン周りと車体のバランスが良くて、片側２本出しマフラーがカッコいい
これなら乗りたい！と惚れたのが、S2R でした。
でも、S2R は中型免許じゃ乗れません。
でもでも、ダンナさんは乗りたいよねぇ。しかも今なら金利 0.1%！うーん、どうしよ。
毎日毎日、ドカのことばかり考えていました。

　ショップから試乗会の案内が届き、9月15日、またまた主人孝行のつもりでノコノコ出かけて行きました。
　前日はたくさんお客さんが来たそうで、社長さんは、お疲れの様子。
主人に、「乗せてもらったら？」と言っても、「いつでも乗れるから」と、社長さんと楽しそうにバイクの話をしています。
私は、慣れないバイク屋さんで、ソワソワ。居所がないカンジ。

　どういう心理変化で購入することにしたのか、はっきりとは分からないのですが、
多分、私も憧れのドカ（しかもカッコいい）に乗りたかったんでしょうね。
見積もりをとった Monster400 ではなくて、S2R でも低金利が適用されるなら購入しようと決めていました。
（駄目なことを少し期待していたのですが。諦めがつくでしょ？）
社長さんに「 S2R を購入したいんですけど。。。」と話したら、あっさりOK。
で、ブラックにシルバーラインのが欲しかったんだけど、800 ではなくて 1000 だったんですね。
ショップには、レッドにホワイトラインの S2R800 があって、主人は「キレイな赤じゃない？」と言うんですが（ドゥカティカラーだったのですね）、私は「うーん、赤いバイクかぁ。。。」
女性のお客さんが乗っているという同型同色の S2R がピットに入っていて、社長さんが、車高を下げているからと試しにまたがらせてくれました。
これがまた、サイドバックを付けていて、カッコ良かったんだな。
「うん、じゃあ、赤でいい！」（見た目重視）

　クレジットの承認もすんなりおりて（だって、金利0.1%だよ！分割払いにしなきゃ損でしょ！）、9月末か10月始めには納車してもらえるらしい。
なんたって、10月7日には、ショップの一泊ツーリングがあるのです。参加したいですよねぇ、ダンナ。

　バイクの駐輪場を探さなくちゃ！
今住んでいるマンションの駐輪場にはとても置けないので、盗まれる心配のないガレージを確保する必要があります。
社長さんが、ショップのお客さんが使用しているガレージを教えてくれたので、賃貸料やサービスを考慮して決めました。
そこは、管理人さんが常駐していて、24時間バイクの出し入れをしてくれるし、洗車もできて、四輪の駐車場まであるのです。まさに至れり尽くせり！非力な（？）私にはもってこいですね。

　9月28日、雨の中、ショップの店員さんが、S2R をワゴン車に乗せて、ガレージに運んできてくれました。
「いつもは、こういう納車はしないんですが。。。」と言いながら、１時間以上かけて、丁寧に取り扱い説明をしてくれました。特に、鍵（イモビライザー）の説明は、分りやすかったです。
　エンジン音を聞いたとき、思わず出た言葉が「へっへっへ」。（変な人だって思われるーっ（恥））
大学生の時から憧れていた Ducati が、目の前に！（厳密には、憧れていたのはMHレプリカ）
嬉しいなったら嬉しいな

　バイクの名前を『リサとガスパール』の『リサ』に決めて、ガスパールのキーホルダーを購入しました。
単純に、赤白だったから。（白に赤のラインだったらぴったりだったんだけど）
「バイクに名前を付けようという発想が、いかにも女性っぽい」。と主人に言われました。いいじゃん！
うちの娘達も、「リサ」と呼んでくれます。

　『天国に逝くときは、リサに乗っていくんだなぁ』って思いました。
別に、バイクで事故るという意味ではなく、死んでも一緒にいられたら楽しいかな、と。
バイクで空を走るのって、楽しそうじゃないですか！（女性っぽい発想ですかね？）
　S2R は、製造中止になってしまったので、大切に乗らなくちゃね。
歳も歳なので、あと何年乗れるのか。。。
主人と S2R と一緒に、楽しい思い出をたくさん作りたいです。
で、寒さにもめげず、毎週のように乗っている訳ですな。